#1

Silver News, a Japanese publication, published a series of five articles about Ibasho House by Dr. Yasuhiro Tanaka, an architect who has been researching the Ibasho cafe in Ofunato. This is the first of his four articles.

シルバー新報に、居場所ハウスの記事が掲載されました。5回連載の1回目の記事を以下に紹介しました。次回からの記事も掲載しますので、お楽しみに!現地で頑張って下さっている田中さんの視点、興味深いです。

#2

Learning from each other: Elders and young generations can teach and learn from one another…

#3

This is an article about forming meaningful relationships through incidental encounters. Ibasho Cafe strengthens community resiliency by engaging elders in the process of creating a welcoming, informal meeting place where they can act as catalysts, connecting community members of all ages.

「居合わせること」がすべての始まり:場が持つ無限大の可能性
Ibashoが目指す「ゆるやかに、自然に人がつながる場所」、公民館や集会所との違いを通し、上手く表現していただいている文章だと思います。これも、地域の皆さんの理解と努力のおかげです。
「弱くとも広がりのある関係が築かれている地域が、災害時や災害からの立ち直りに強い地域と言えるのではないだろうか」、心に響く表現です。

#4

This article is on reinventing our own community: How elders can become active participants and in changing our societal perceptions about aging.
Let’s embrace imperfection gracefully. It is critical not to deliver perfectly designed programs and environments to community members. Community members should be the ones who perfect things in their own way and time.

Ibashoの理念を通して、「不完全さを大切にする:パーフェクトな場所やプログラムを求めない」というメッセージを伝えたいと常々考えています。パーフェクトな場所創りを求め、環境やアクティビティを計画しすぎると、その場所やそこに関わる人々の考え方の「施設化」を引き起こしてしまうのではないかと思うからです。そこでは、「やってあげる側」と「やってもらう側」という上下関係が生じてしまい、住民が当事者として関わっていけるような「地域に根ざした場所」にしていく事が出来なくなってしまいます。完全な場所ではないからこそ、様々な問題が生じ、それに対しての会話がなされ、そこから少しずつ関係が生まれるのではないでしょうか。私個人の意見を言わせてもらえると「完全な場所なんて、使い手に取っては、きっと退屈で仕方がない場所」ではないかと思います。
この記事に書かれている以下の点は、これからの地域社会にとって大切なレッスンなのではないかと思います。
「完成された場所のお客さんでなく、場所を作り上げ、より良い地域を作っていくためには、試行錯誤というプロセスを得る事が不可欠なのである。」
試行錯誤から広がる関係、良い表現ですね。

#5

居場所ハウスについてのシルバー新報の記事の最終回です。